第12回 一般社団法人日本健康・スポーツ教育学会 学術大会について

理事長 ご挨拶

第12回学術大会によせて

柴岡 三千夫
(一般社団法人 日本健康・スポーツ教育学会・日本ウェルネススポーツ大学・公益財団法人日本幼少年体育協会理事長)

一般社団法人日本健康・スポーツ教育学会 理事長 柴岡 三千夫

日頃より、一般社団法人日本健康・スポーツ教育学会学術大会へのご理解,ご協力を賜りましてありがとうございます。

お陰様で12回目を迎えることができ心から感謝申し上げます。

統一テーマは設立目的であり第1回大会以降継続している「健康・スポーツ・教育の連携による幼少年期からの生きがい創り」です。これまでの開催の都度、先を見通して、健康、スポーツ、教育の3本の矢を相互に関連づけて、全ての人々が生涯にわたって生き生きと過ごすことができる支援の実践と理論化を進めてきた意義の大きさを実感し、継続可能な有意義な学会にしていこうと決意を新たにしてきたからです。

その実現に向けて、メインテーマを各年度特有のグローバルな社会的課題に注目して設定してきています。今回は前回の「well-being向上の実践」をさらに深化する方策について、開発要請の高い「well-being向上教育の推進」に着目します。

そのグローバルな対策として、ヘルスプロモーションの視点からの健康教育(個人の力の育成、主体創り)と環境整備(社会の力の向上、環境創り)の2つのアプローチを相互に関連付ける取り組みが要請されています。

SDGs後のウェルビーイング時代を見通して、環境整備はかなり推進されてきていますが、“「身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態」であるWell-beingを実際にどのようにして向上したら良いのか”の学習指導に関する健康教育アプローチの開発は低調で今後に期するとろが大で、特に入学者数減少等でサバイバル下にある大学教育においては緊急課題です。

これを受けて、日本ウエルネススポーツ大学の実践を踏まえた大会長講演、他大学での特別講演や5つのワークショップ、幼体セッション、11の一般口演を行います。

末筆ながら、登壇頂く皆さん、大会準備および運営に携わっていただいた方々に心から感謝いたすとともに、Well-being向上教育の実践及び理論を共有化する実り多い大会となりますよう、忌憚のないご意見を積極的にいただきたく、よろしくお願いいたします。