一般社団法人日本健康・スポーツ教育学会第5回学術大会について

「第5回 学術大会 詳細プログラム(一般口頭発表)」を更新しました。
今後、順次、続報を更新していきます。

大会長挨拶


 一般社団法人日本健康・スポーツ教育学会
「第5回学術大会開催にあたって-スポーツで“未来”を創る-」
 大会長 柴岡信一郎(日本ウェルネススポーツ大学副学長)


一般社団法人日本健康・スポーツ教育学会にご協力いただきまして、ありがとうございます。

本会は平成27年3月に設立し、そのミッションは健康創り、スポーツ創り、教育創りの3本の矢の相互関連を密にして、全ての人々の生涯にわたる生きがい創りに寄与することにあります。

これを受けて、第1回大会より、統一テーマを「健康・スポーツ・教育の連携による幼少期からの生きがい創り」とし、その下で毎回、特有のメインテーマを設定してきました。お陰様で、多方面から多くの方々の参加を得ることができました。

今回も統一テーマはこれまでと同様とし、メインテーマは次の理由から「スポーツで“未来”を創る」といたしました。

スポーツ庁は2017年4月にスポーツ基本法に基づく第二期スポーツ基本計画(スポーツが変える、未来を創る)を発表しました。基本方針では、スポーツの「楽しさ」や「喜び」こそがスポーツの価値の中核であり、全ての人々が自発的にスポーツに取り組み、自己実現を図り、スポーツの力で輝くことにより前向きで、活力ある社会と絆の強い社会をつくるとしています。このスポーツの社会発展への役割を果たすために、4つの理念、即ち、スポーツで「人生」が変わる、スポーツで「社会」を変える、スポーツで「世界」とつながる、スポーツで「未来」を創るが挙げられています。

昨年の第4回学術大会では、この4つの理念のうちの「スポーツで社会を変える」に着目しましたが、今年度に入ってスポーツ界で様々なことが噴出したことを鑑み、今回の第5回学会大会は、「スポーツで“未来”を創る」に視点を当てた次第です。

この社会問題の解決を図る主要な方策としては、スポーツマンシップに基づくスポーツ教育に期するところが大です。

そこで、スポーツ教育に造詣の深い山羽教文氏に特別講演「スポーツ教育の充実強化-学校の運動部・地域スポーツクラブの指導者の在り方-」をお願いし、ワークショップ「スポーツを通じた横断的教育の推進」を行うことにしました。

この他、人々の生きがい創りに関わるワークショップや口頭発表を通して、実り多い大会になりますよう、忌憚の無い積極的なご意見を頂きたくよろしくお願いいたします。

末筆ながら今回のご講演、発表いただく皆さん、本大会の準備および運営に係わっていただいた多くの方々、協賛いただいた多くの企業、毎回本会場を提供していただいております「株式会社 イトーキ 東京イノベーションセンターSYNQA」様のご支援に心から感謝致すとともに、大会の成功を心から祈念しご挨拶といたします。

多くの皆様のご来場を心よりお待ちしております。