一般社団法人日本健康・スポーツ教育学会第2回学術大会について

順次、続報を更新していきます。
(平成27年10月15日付 第1報更新) (平成28年1月21日付 第2報更新)
大会長挨拶

一般社団法人日本健康・スポーツ教育学会
第2回学術大会開催にあたって
大会長 大津 一義(日本ウェルネススポーツ大学 教授)
今日、「健康寿命の延伸と健康格差の縮小」や「生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底」などを掲げて、「ライフステージ(乳幼児期、青壮年期、高齢期等)に応じて、健やかで心豊かに生活できる活力ある社会を実現」すべく、「二十一世紀における第二次国民健康づくり運動」(第二次健康日本21)が展開されています。国のヘルスケア関連施策として複数の官庁、即ち、医療・介護領域は厚生労働省、健康領域などは経済産業省、ヘルスケア領域の情報通信政策は総務省、都市政策・住宅政策・観光政策等は国土交通省、教育・科学技術振興は部科学省がその主務領域を踏まえ分担・連携し実施しています。その実施にあたっては何と言っても、指導者の資質の向上に負うところが大です。中でも、生活習慣病対応策としての健康教育への社会的要請は増大の一途にあり、各ヘルスケア関連領域の指導者に対しては、健康教育学の素養を身につけると共に健康教育専門家としての養成と研修は重要課題となっています。この動向を受けて、本日本健康・スポーツ教育学会でも、主要事業の一つに人材育成を位置づけ、学会として、生涯健康教育専門家の認定制度をライフステージに応じて確立すべく取り組んでいます。
このような社会的背景から、本大会の統一テーマを第1回に引き続き「健康・スポーツ・教育の連携による幼少年期からの生きがい創り」とし、メインテーマを健康創りを中核とするスポーツ創りと教育創りとの相互関連に視点を当てて、「これからの生涯健康・スポーツ指導者のあり方」としました。その在り方を考究するために、大会長講演テーマーを「生涯健康づくりにおける健康教育専門家の今日的意義と役割」としました。これを受け、特別講演では、グローバルな視点から、「我が国・米国における健康教育専門家の役割」について、鈴木紀秀氏にお話いただきます。シンポジウムでは、健康教育が様々な分野で多様なやり方で行われていたり、期待されていることから、「各分野における健康教育専門家へのニーズ」と題して、①幼児教育の分野から鳥居哲夫氏、②小学校(一般教諭)の分野から黒崎宏一氏、③小・中学校(養護教諭)の分野から荒井裕見子氏、④スポーツ教育の分野から山羽教文氏、⑤ヘルスツーリズムの分野から高橋伸佳氏に、それぞれの実績を通して、健康教育及びその専門家の養成・研修に対する要請(必要性、進め方、制度化、カリキュラム化等)をお話いただきます。
皆様の今後の実践及び研究活動に向けて主体的なご参加を是非ともお願い致します。
末筆ながら、本大会の開催に当たりまして、組織・実行委員会をはじめ、多くの団体、企業、個人の皆様のご支援とご協力を頂きましたことを心から感謝を申し上げます。
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概要
日時 | 平成28年 3月19日(土)13時~18時 |
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場所 | イトーキ東京イノベーションセンターSYNQA 東京都中央区京橋3-7-1 ![]() |
交通 | 京橋駅 東京メトロ銀座線 2番出口直通 宝町駅 都営浅草線 A4出口より徒歩3分 銀座1丁目駅 東京メトロ有楽町線 A7出口より徒歩7分 東京駅 JR、東京メトロ丸の内線 八重洲南口より徒歩10分 ※ご来館の際は、公共交通機関をご利用ください。 |
参加費 | 一般会員(事前申込み : 2,000円 / 当日 : 3,000円) 大学院生・大学学部生(事前申込み : 300円 / 当日 : 1,000円) ※事前申込み金額は、平成28年3月12日(土)までに事前申込みと入金が完了した場合に限ります。
振 込 先: 【銀行名】東京信用金庫 【支店】成増支店(店番015) 【口座番号】4085703 【名義】一般社団法人日本健康・スポーツ教育学会 |
講演集執筆要領 | クリックしてPDFをダウンロードして下さい。 |
主催 | 一般社団法人日本健康・スポーツ教育学会 |
共催 | 日本ウェルネススポーツ大学 公益財団法人日本幼少年体育協会 |
学会事務局 | 一般社団法人日本健康・スポーツ教育学会第2回学術大会 事務局 担当:田中智明、庄司顕人、小笠原彩子 〒179-0071 東京都練馬区旭町3−23−22 日本ウェルネススポーツ専門学校内 TEL:03−3938−2372 FAX:03−3938−9435 E-mail:info@jhse.jp 公式HP:http://www.jhse.jp/ |
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プログラム
12:30- | 受付(A会場前) |
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13:00- 13:05 |
理事長挨拶 「健康教育専門家の認定制度の確立に向けて」 |
13:05- 13:35 |
大会長講演 「生涯健康づくりにおける健康教育専門家の今日的意義と役割」 演者:大津一義(日本ウェルネススポーツ大学) 座長:梶原苗美(神戸女子大学) |
13:40- 14:20 |
特別講演 「我が国・米国における健康教育専門家の動向」 演者:鈴木紀秀(トーマツ/ヘルスケアコンサルティング) 座長:前上里直(北海道教育大学) |
14:25- 16:05 |
シンポジウム 「我が国における各分野からの健康教育専門家への要請」 1・幼児教育の分野から 「幼児教育における中核的専門人材養成カリキュラムと新たな認定制度の開発」 鳥居哲夫(日本ウェルネススポーツ大学) 2・小学校(一般教諭)の分野から 「行動変容理論に裏付けられたティーチングスキル形成」 黒崎宏一(船橋市立七林小学校) 3・小・中学校(養護教諭)の分野から 「ヘルシースクール推進役としての力量アップ」 荒井裕見子(市原市小中一貫教育校 加茂学園) 4・スポーツ教育の分野から 「スポーツを活用した健康づくりの可能性の検討」 山羽教文(FIELD OF DREAMS) 5・ヘルスツーリズムの分野から 「ヘルスツーリズムにおける健康教育専門家への期待」 高橋伸佳(ジェイティービー) |
16:10- 17:30 |
一般口演 座長:石田良恵(日本ウェルネススポーツ大学) 鈴木勝彦(日本ウェルネススポーツ大学) ◆16:10-16:20 「スポーツ系大学新入生における運動・生活習慣と体力・運動能力調査の現状」 薗部正人(日本ウェルネススポーツ大学) ◆16:20-16:30 「幼児体育指導者の養成プログラムの開発 -その1.伝承遊びに関するアンケート調査-」 山口智之(日本ウェルネススポーツ大学) ◆16:30-16:40 「高齢者の歩数及び総消費量と身体組成および体力との関係」 石田良恵(日本ウェルネススポーツ大学) ◆16:40-16:50 「保育者養成校における子育て支援の取組みに関する一考察」 五十嵐淳子(日本ウェルネススポーツ専門学校) ◆16:50-17:00 「脳血管障害者の水中運動による生理的応答の因子分析について」 水野加寿(城西大学) ◆17:10-17:20 「高齢化社会における"老い"の文化社会的役割に関する一考察 -モンゴルの老いの文化から考える-」 吉澤智也(茨城産業技術短期大学校) ◆17:20-17:30 「幼稚園における運動会の在り方についての一考察」 小林恵(日本ウェルネススポーツ専門学校) ◆17:20-17:30 「学部ゼミナールとNPOとの連携の可能性を探る ~特定非営利活動法人センスオブアース・ 市民による自然共生パンゲアとの連携を中心に~」 宮地孝宜(東京家政大学) |
17:35- 17:55 |
教育セッション 「イルカとの触れ合いを通して人のウェルネスを考える」 演者:岩重慶一(日本ウェルネススポーツ大学) 座長:江口秀幸(日本ウェルネススポーツ大学) |
紙上発表 | 企業セッション 「働きながらカラダとココロの健康づくりWorkcise」 演者:ITOKI |
17:55- 18:00 |
閉会の辞 |
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お申込み・お問い合わせについて
▼以下より学術大会のちらし、申込用紙がダウンロードできます。
▼下記のいずれかの方法でお申込みください。出来るだけEmailでのお申込みにご協力ください。
WEB | 申し込みフォームに必要事項をご記入のうえ、ご送信ください。 フォームによるお申込み・お問い合わせはこちら |
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info@jhse.jp ※上記の申込用紙(Word・PDFのどちらか)にご記入のうえ、メールに添付しお送りください。 ※携帯メールアドレスからお申込みの方は、返信が届かない場合があります。 3日以上経っても返信が確認できない場合は、お手数ですが事務局までお問合せください。 |
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FAX | FAX番号:03-3938-9435 申込用紙に必要事項をご記入の上、ご送信ください。 |
郵送 | 〒179-0071 東京都練馬区旭町3-23-22 日本ウェルネススポーツ専門学校内 一般社団法人日本健康・スポーツ教育学会第2回学術大会 事務局 宛 申込用紙に必要事項をご記入の上、ご郵送ください。 |